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肺がんの死亡率と生存率

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肺がん(肺癌)とは 肺から発生したがんの総称で、1998年に胃がんを抜いて日本人のがんでもっとも死亡率の高いがんです。男女比は3:1で男性に多く見られ、特に高齢の男性のガンでは肺ガンが最も発生頻度が高く、日本では第1位となっています。

肺がんが発生率の割に死亡率が高いのは、肺がんは早期では症状が起こりにくいので、早期発見が難しく、見つかったときには肺がんがかなり進行し手遅れになっていること多いからなのです。肺がん患者のうち7割もの人が発見の遅れで手術のできない状態だったり進行がんの状態で発見されているそうです。

肺がんは、大きく2つ、小細胞がん、非小細胞がんに区別されています。
顕微鏡でみたがんの組織の特徴から分ける場合には、腺がん、扁平上皮がん、大細胞がん、小細胞がんなどの種類があります。

日本人に多い肺腺がんは特に症状が現れにくく、気がつかないうちに進行してしまうことが多いようです。非小細胞がんで、早期発見、早期治療をすれば5年生存率は50〜70%ですが、肺内のリンパ節に転移した場合、5年生存率は30〜50%に下がってしまいます。

俳優の峰岸徹さんは2008年3月、持病の腰痛の悪化だと思っていた症状が実は肺がんの骨転移として発見。肺がんの発見後、入院、手術、治療を施しましたが、半年後の10月に死去。

キャスターの筑紫哲也さんは、2007年5月に「筑紫哲也NEWS23」番組内で初期肺がんを告白。その後も番組を続け、2008年3月にメーンキャスターを降板したものの積極的に活動していたが、2008年11月7日に死去。

肺がんの原因

肺がんの発生原因はまだ不明とされていますが、肺がんの主な原因は喫煙です。タバコを吸う人ほど肺がんの発生率が高くなり、肺がん患者の80%〜85%が喫煙者という統計結果です。1日に吸う本数×喫煙年数が600以上の人(重喫煙者)は肺がんの高リスク群とされます。

タバコを吸っている人が肺がんになる危険率は吸っていない人の10〜20倍高いと警告されています。とくに喫煙歴は重要とされ、喫煙開始年齢、タバコを吸い始める年齢が若いほど、15歳以下や喫煙量が多いことで、肺がんを発症する確率やリスクが高くなります。

さらに、他人のたばこの煙(副流煙)にも発ガン物質が多く含まれているため、受動喫煙でも、21〜26%も肺がんになるの危険率が増すとされ、近年、非喫煙女性の肺がんも増加傾向となり問題となっています。親がタバコを吸っている場合には子供が副流煙の影響を受けるだけでなく、喫煙者となる率も高く、肺がんのリスクはさらに高くなります。自分自身のためだけでなく家族を守るためにもタバコはやめるべきでしょう。

肺がんの他の原因としては、深刻化する大気汚染や放射性物質、またアスベストなどの影響もあるとされています。

肺がんの自覚症状

肺がんの主な自覚症状は、咳や痰、血痰です。そのほかの症状としては、胸痛や呼吸するとぜーぜーと音がする喘鳴(ぜいめい)、息切れ、呼吸困難、声のかすれなどが見られます。

全身症状として、食欲不振や体重減少なども起こります。また、小細胞肺がんではがん細胞が種々のホルモンを産生し、血圧や血糖値が高くなったり、顔が丸くなるムーンフェースや肥満といった症状もまれに出ることがあります。

肺がんのうち、小細胞がんや扁平上皮がんは比較的早いうちから自覚症状が出る場合が多いのですが、日本人に多い腺がんなど肺野にできるがんは前兆や兆候が出にくく、がんが進行してからでないと自覚症状が出ないようです。

また、肺がんは脳や骨に転移しやすく、脳に転移にすれば頭痛や骨転移で腰痛や背骨、肩の痛みなどの症状が出て発見される場合もあります。俳優の峰岸徹さんは腰痛として肺がんが発見されました。

なんらかの自覚症状のある人は、肺がんの可能性があるかもしれないので定期的に検査を受けましょう。

肺がんと腰痛

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肺がん(肺癌)は腰痛で見つかる場合が多くあります。肺がんが腰の骨に骨転移すると腰痛を起こすからです。

俳優の峰岸徹さんは、トライアスロンにも出場するというアスリートでしたが、2008年3月、持病の腰痛が悪化、椎間板ヘルニアの手術準備のため検査入院した際に、肺ガンとその骨転移が発見。4月7日にまず腰の手術を受けた後、続けて都内の病院に入院。5月から2カ月かけて抗がん剤投与と放射線治療を受け、一時は体力も回復して仕事に復帰していました。しかし、10月11日深夜 肺がんのため65歳という若さで死去しました。

また、元ちとせの「ワダツミの木」の作詞作曲で知られる上田現さんも肺がんのため、腰痛という公表のもとで完治を信じ努力を続けてきたのですが、47歳という若さで死去しました。

2008年11月7日、ニュースキャスターの筑紫哲也氏が肺がんのため死去。早期肺がんの発見、告知から、1年半の闘病生活に終止符が打たれました。73歳。まだまだ活躍できる年齢だったのに・・・。

他に肺がんで亡くなった有名人は、ジョージ・ハリスン(ビートルズのメンバー)、渥美清さん(転移性肺がん(肝臓癌から)で、松下幸之助氏、ダイエーホークスの藤井投手も肺がんで死亡しています。

また、肺がんを告知している有名人は、人気バンド「スピッツ」のギタリスト・三輪テツさん、柴田恭平さん、吉田拓郎さん、スケートの井上怜奈さんなど多くの方が闘っているのです。